6月11日から13日まで第10回日本抗加齢医学会が国際京都会議場で開催されます。私も参加いたします。
じっくり勉強して来ようと思っております。毎年、新しいトピックスがあって飽きずに聞くことができます。本当に医学の進歩は目覚ましく、老化の仕組みが徐々に明らかになってきております。
ゲノム解析も進化してきていますので、近い将来、個人レベルでのゲノム解析によるテーラーメイド治療は十分可能なところまで来ております。
老化を食い止めることはできないにしても、老化を遅らせることはできる時代です。
しかし、ただ長生きすることが幸せに繋がるわけではありません。この世に生まれたからには万人が幸せに暮らすことが一番です。
人間、死ぬまで身体は健康で軽く、心は明るく楽しく、人様のためにお役にたてる仕事ができ、心地よい疲労感を感じつつ、熟睡する。これが基本形の幸せのスタイルだと思います。
出世とか名誉とかお金儲けとか、そんな欲望はいりません。ただ、健康で楽しく働けること。これに幸せは尽きると思います。
「他人のために働く」これが人間の場合、幸せのキーワードのような気がします。しかし、そのためには少なくとも自分は健康体であることが望ましいです。
セリグマンという大学教授が「幸福度を上げる方法」として、7つ挙げています。
①他人のためにお金を使う
②他人に親切にする
③他人を感謝する
④他人を許す
⑤自分の尺度で考える
⑥細部より全体を見るようにする
⑦その日の良い出来事を3つ記録する
また、ハーバード大学の心理学者のシャハー博士は4つの幸せモデルを挙げています。
①快楽型
②出世競争型
③悲観型
④至福型
これは現在の幸せ、不幸せと未来の幸せ、不幸せの組み合わせの分類となります。
④が現在も未来も幸せという型になります。つまり、今にも将来にも幸福を見出すことができるタイプ。
毎日の小さな幸せを一つ一つ積み重ねていくことが大事で、がんばって着実に積み上げることで、初めて幸福感を持続させ幸福度をさらに上げていくことができるとしています。
至福の人生を送れる人が、結局、健康長寿の人生を生きられるのかもしれません。
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