2012年9月14日金曜日

見た目の若返りから始めるアンチエイジング

①若返る肌


アンチエイジング医学とは日本語で抗加齢医学といい、加齢に伴う老化現象の速度を遅らせるための予防医学、究極は若返りです。

今回のテーマは見た目の若返り

アンチエイジング医学のなかには、見た目の若返りを扱う美容医療の分野があるけれど、一般的な認識としては、胡散臭いし、高額そうだし、不自然だし、医療ミスも耳にしたりする。あまりよいイメージはないように思う。しかし、多くの人が見た目の若返りを望んでいるし、美容医療の世界はここ10年で医学的に飛躍的進歩を遂げている。最新の高額器械を駆使した美容術は沢山ありますが、今回は、お金をかけなくてもできる最新の医学情報をお話します。

前半はお肌とスタイルの若返りの方法

後半は見た目だけでなく体の中身も若返る食事法と運動法についてお話します。

さて、あなたは加齢に伴って心配しているところはどこですか?という4000人の平均年齢41歳の日本人男女のアンケート調査をしました。女性の場合、8割が見た目、2割が体の中身でした。見た目のダントツがお肌で、2位以降はおなか回り、髪、お尻、首の順でした。男性の場合は5割が見た目でした。1位が髪、2位がおなか回り、3位がお肌でした。

平均年齢70歳のアンケート調査だと、体の中身の心配がほとんどでガン、認知症、寝たきりの心配が増えます。

年齢によって、深刻度合いはこのように違いはありますが、最初の老化がお肌、スタイルで、最後の老化がガン、脳や筋肉の機能不全だというだけなのです。

しかも、老化の始まりは18歳頃ですから早めにアンチエイジングに取り組んだほうが効果的です。

まず、興味のあるこの見た目の若返りから始めることが長続きするような気がします。見た目の若返りのためにおのずと健康的な日々の生活の積み重ねが要求されますし、この生活の持続が結果的に体の中身を若く保つことに繋がります。

見た目が若い人ほど長生きするという報告があるくらいですから。

さて、本題です。

①若返るお肌

老化肌 シワ、タルミ、シミ、クスミ、乾燥、キメの粗さ 

肌老化の原因  外因性(紫外線と喫煙とストレスと放射線)と内因性(皮脂の酸化とコラーゲンの糖化と腸内悪玉菌と骨粗しょう症)

紫外線 シワとシミの大きな原因 UVケア 

タバコ 一日一箱10年間で2年分のシワが加算される

ストレス 眉間にシワ、額にシワ 精神的ストレスで顔の表情筋を緊張させている リズム運動やウオーキングでセロトニン分泌を良くする

放射線 活性酸素によって皮膚細胞破壊 ビタミンCの内服

皮膚皮脂の酸化 シワ、シミの原因になる 抗酸化剤(CoQ10やアスタキサンチンの塗布と内服)

コラーゲンの糖化 砂糖を炒めると茶色いカラメルに変化するようにコラーゲンに糖分が付着して破壊していく。キメの粗さ、シワ、クスミの原因 糖質制限 ストレッチ運動、ドクダミのハーブ茶による解毒作用

腸内悪玉菌 肌年齢は腸年齢に連動する。善玉菌であるビフィズス菌がストレスや運動不足や野菜不足で減る。悪玉菌であるクロストリジウム菌が増えると腐敗物質がでて肌荒れやアトピー性皮膚炎をおこす ヨーグルトなどの乳酸菌をとる

骨粗鬆症 顔の骨も老化により小さくなる。目がくぼみ、顎が飛び出てくる。骨が小さくなると皮膚にタルミやクボミができたり、深いシワがでるカルシウムやマグネシウムやビタミンDを内服しておくことをお勧めします 

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