2010年2月2日火曜日

エゴマ油、アマニ油、魚油は良い油

かつては、油はカロリーが高く太るからと敵対視されていたと思いますが、最近の研究で、そんなに悪者でもないことがわかってきました。脂肪は1g=9kcal、炭水化物1g=4kcalで2倍以上の獲得エネルギーを持っていますので、もちろん摂りすぎはよくありません。脂肪は身体のなかの大切なホルモンや細胞の膜の原料になりますから、必須な栄養素なのです。でも、油でも身体に良い油と悪い油があるので、それをしっかり見分けることが大切になります。まず、悪い油の代表は動物性脂肪、トランス脂肪酸、ショートニング、マーガリン。良い油の代表が、オメガ3脂肪酸の分類にはいる魚油、αリノレン酸。一昔にリノール酸神話がありましたが、崩壊しました。摂りすぎは心臓病になることがわかりました。今でもリノール酸を沢山含む油は主流で売られておりますので要注意です。αリノレン酸が多く含む油は、エゴマ油とアマニ油。少し割高だけど使う価値ありです。特にアレルギー性疾患の人や自己免疫疾患の人は気を付けて摂取されることです。オリーブオイルも良い油になります。魚油に含まれるDHA、EPAは特に血管の硬化を予防、痴呆を予防してくれる大切な油です。魚は週4回くらいは食べたいものです。でもマグロやブリなど大型魚は水銀の蓄積量も多いので、メザシやイワシなどの小さな魚を食べたほうが良いですね。

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