2011年9月9日金曜日

痩せる食事から始めるアンチエイジング(入門編3)

③痩せる食事から始めるアンチエイジング

前回2回は肌と体型の若返りからアンチエイジングを取り上げましたが、3回目の今日は、痩せるためのアンチエイジング食についてお話します。
私自身、4年前は体重が78kgありましたが、今は58㎏と20kgの減量に成功しました。今も同様の食事メニューですが、リバウンドもなく健康を害することもなく、シンプル故に楽しく無理なく長期間実践しております。

この食事法は地中海式メニューに似ておりますが、医学的にいえば糖質制限食ということになります。つまり、炭水化物や糖質を制限する食事です。最近では京都の江部康二先生が糖尿病患者さんに実践して有名です。
まず、簡単で無理がなく、楽であるということが長期間持続できる要素です。

私の場合は一食の五穀米のご飯の量を90gと決めています。茶碗普通盛りの半分になります。糖質量に換算すると31gほどになります。食卓秤で正確に測ります。和食か地中海食に近いものでフライ物や肉類は多くは摂りません。ただ、油はオリーブオイルかエゴマ油に決めています。それ以外はあまり以前と変わりません。ビールも普通に飲んでます。

注意したいのは極端に糖質を制限しないことです。極端だと脳と筋肉に悪い影響がでるのでよくありません。一日糖質量は最低限60gは必要だと思います。

また、食べる順番は決めています。まず生野菜のサラダをゆっくり10分かけて食べます。できれば一日量350gが目標です。次に、酢の物(野菜や海草類)、次に主菜の魚や肉です。次に、ご飯の上に納豆や昆布佃煮や紫蘇ひじきをトッピングして食べます。最後に果物を食べます。

この順番は糖質の少ない順番です。これによってインスリンの分泌を節約できるので糖尿病になりにくく、満腹中枢も満足します。

朝食と夕食はしっかり食べますので、昼はソイジョイやナッツやリンゴで空腹感を紛らわしています。

注意点は、糖質制限食をすると筋肉内のブドウ糖も消費しますので、筋肉も痩せていきます。すると基礎代謝も低下するのでリバウンドの原因になります。ですから筋肉トレーニングはする必要があります。

カロリー制限食と脂質制限食と糖質制限食の3群でダイエット効果を比較した医学論文がありますが、一番減量したのは糖質制限食でした。しかもリバウンド率が一番低かったのも糖質制限食でした。

これまでダイエットに失敗した人の原因は、①医学的根拠のない誤ったダイエット法をしていること、②短期間の無理なダイエット計画を立てたこと、③運動を取り入れてなかった、などにあるのではないでしょうか。

疲れたときやストレスを感じているときに甘いものは脳に幸福感を与えてくれます。ストレス社会といわれる現代において糖質は一種の麻薬みたいなものです。この糖質中毒になって肥満に陥っている人は世の中に多くいます。

このような方は、正しい痩せる食事法を知って、健康に痩せてほしいと思います。また、糖質制限食を経験しアンチエイジングの素晴らしい世界に足を一歩踏み入れてほしいと思います。

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