2010年6月22日火曜日

顔の輪郭をよくするパタカラ


先日の日本抗加齢医学会でパタカラが話題になっておりました。

これは歯と唇の間に挟めて口唇を閉鎖することで、口唇周辺の骨格筋の筋トレをするものです。

本来の開発目的は、脳梗塞後の摂食障害や認知症を治療するための咀嚼機能の回復訓練法です。

顔面筋を鍛えると咀嚼と同様、前頭葉脳血流量が増加し、脳が活性化し認知症に効果があります。

また口腔咽頭筋が鍛えられ、嚥下障害や摂食障害、構音機能障害も改善します。

さらに、いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因である舌根沈下も改善する可能性があります。

見た目のアンチエイジングとしては、顔面筋の表情筋を鍛えられますので、顔のたるみにも効果があります。

顔面筋を鍛えることは、皮膚組織の下に分厚い脂肪があるために外部から負荷がかかりにくく、難しいのですが、パタカラだと口腔内から負荷をかけるので直接、顔面の骨格筋を鍛えられるということです。

いつまでも若く、美しくあるために1回3分1日4回の絶え間ない努力をしてみませんか?

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